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学校給食は、季節のイベントや郷土料理を取り入れたり、地産地消を心がけて作っています。
主な学校給食メニューをご紹介します。(1年間分載せています)
9月1日は「防災の日」です。給食センターでは、災害時に備えて、おにぎりを握る機械が備えてあります。学校で防災訓練を実施するように、給食センターでも年に1回、この機械を使用するようにしています。
ゴーヤチャンプルーは、沖縄県の郷土料理です。チャンプルーは、沖縄の方言で「いろいろなものを混ぜ合わせた」という意味で、豆腐と色々な食材を炒めた料理です。ゴーヤは、疲れをとったり、胃腸を刺激し汗を出しやすくしたりなど、夏バテ予防によい野菜と言われています。
9月18日のラーメンは、麺とスープは別々に「つけ麺」にして食べました。また、デザートのシャインマスカットは上品な甘さと、皮が薄く皮ごと食べられるのが特徴で、国内ではもちろん、海外でも人気のあるぶどうです。この日のシャインマスカットは山梨市でとれたものです。
この日は給食センターで手作りをした蒸しパンでした。きな粉と黒蜜を使って、信玄もち風にした蒸しパンを、調理員さんが一つひとつ愛情を込めて作りました。また、豚肉とにらの中華炒めに使われているにらは、豚肉などに多くふくまれているビタミンB₁の吸収をよくし、風邪予防や疲労回復に役立つと言われています。
市内のすべての学校で給食が始まりました。夏野菜がたっぷり入ったカレーは、体の元気を取り戻してくれます。どんな夏野菜が入っているか、子ども達は一生懸命さがしながら食べていました。
今が旬のズッキーニが入ったオムレツを手作りしました。ズッキーニが日本でよく食べられるようになったのは、1980年代頃からといわれています。オムレツには、緑色のズッキーニが入っていますが、ほかに黄色いものもあります。
七夕は7月7日の夜に願い事を書いた短冊や飾りを笹の葉につるしてお祈りをするお祭りです。7月7日の給食メニューには、いろいろなところに星が入っていたり、願い事を書く短冊をイメージしたサラダなど、七夕にちなんだ献立でした。
「とうがん」は漢字で“冬”の“瓜”と書きますが、夏が旬の野菜です。日のあたらないところに置いておけば冬まで保存できるので、この名前がつきました。また、ほとんどが水分で味はさっぱりとしています。7月14日の冬瓜の煮物は、大きな釜でじっくり煮たので、やわらかく味がしみ込み、おいしく出来上がりました。
ガパオライスはタイ料理で、「バジルで炒めたごはん」という意味です。ナンプラーという醤油のような魚から作られる調味料を使って味つけしています。パプリカやピーマンといった夏野菜が入っていて、彩りのよい料理です。
6月4日から10日までの1週間は、「歯と口の健康週間」です。むし歯予防にはよく噛むことが大切です。3日の給食は、チキンカツやごぼう、グミなど噛み応えのある食材を多く取り入れた「むし歯予防給食」でした。また、4日は中学校の総体でした。給食センターから中学生へ応援給食として、手作りチキンカツを提供させてもらいました。
コーンチーズマフィンは、給食センターで調理員さんが一つひとつ愛情を込めて手作りしました。コーンの甘味とチーズの塩味を味わいながら、おいしくいただきました。
6月はアジサイの季節です。デザートのジュレは、紫のぶどう、青のサイダー、白のナタデココでアジサイをイメージしました。蒸し暑い毎日ですが、さわやかなデザートで暑さを吹き飛ばしてくれました。
南蛮漬けの「南蛮」とは、16世紀頃から始まった「南蛮貿易」からくる言葉で、当時の南蛮国のスペインやポルトガルの人や物のことをいいます。これらの国から伝わった揚げた魚や肉を甘酢や唐辛子に漬ける料理を「南蛮」という言葉で表現したとされています。
5月5日はこどもの日です。子どもたちの健康と成長を願ってお祝いする日です。柏餅は、あんの入った餅を、柏の木の葉で包んだものです。柏の葉は、新しい葉が出るまで古い葉が落ちないことから子どもたちが元気に育ちますようにと願いを込めて柏餅を食べる習慣があります。
きなこ揚げパンは、今もむかしも人気の献立です。小学校1年生のみなさんの中には、学校給食で初めてきな粉揚げパンを食べるお友達もいました。甘くて美味しいきな粉揚げパンを夢中で食べていました。
「やこめ」は山梨県の郷土料理で、稲作にとって一年で最も大切なお田植えの時期に、豊作を祈って煎った大豆と塩を入れて炊いたご飯です。給食では、しょうゆ味で煮た具を炊いたご飯に混ぜて作ります。また、5月15日は「和食の日給食」でした。煮干しからだしをていねいにとって作ったけんちん汁を味わっていただきました。
お酢は日本で古くから使われてきた調味料です。発酵調味料であり、さっぱりとした味は色々な料理で活躍します。この日の鶏肉のぶどう酢ソースには、山梨市や甲州市、笛吹市で栽培されたぶどうを原料に作られた「ぶどう酢」を使っています。
4月16日の給食は、入学・進級お祝い給食です。お赤飯を主食に、「祝」の文字が入ったなるとのすまし汁、さくらが香る春らしいゼリーを組み合わせた献立です。みなさん、入学・進級おめでとうございます。
今年度はじめての「かみかみ給食」です。よくかんで食べることは、歯やあごの骨をじょうぶにしたり、むし歯を予防したりと体によいことがあります。ししゃもやたけのこなど、かみごたえのある食材を取り入れた献立にしました。
美生柑は、さわやかな風味で「和製グレープフルーツ」とも呼ばれています。別名「河内晩柑(かわちばんかん)」といい、大正時代に熊本県河内町の民家の庭で偶然発見されたことから、名前が付けられたといわれています。
ごぼうは、ユーラシア大陸北部で生まれ、日本へは中国から伝わったといわれています。ごぼうには、食物繊維がたっぷり入っているので、便秘予防に効果があります。春ごぼうのやわらかい食感を味わって食べました。