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日本農業遺産に認定されました

ページID:0002000 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

「日本農業遺産」への認定について

日本農業遺産

平成29年3月14日、「世界農業遺産」への認定申請の承認および「日本農業遺産」の認定に係る審査結果が農林水産省より公表され、峡東地域(山梨市、甲州市、笛吹市)の「盆地に適応した山梨の複合的果樹システム」「日本農業遺産」の認定を受けました。

峡東3市(山梨市、甲州市、笛吹市)では、山梨県やJA等の関係団体とともに「峡東地域世界農業遺産推進協議会」を設立し、農業遺産に認定に向けて活動を行ってきました。

この度の日本農業遺産への認定については、これまでに築き上げられた伝統的な果樹の栽培技術や峡東地域独特の農業システムが評価されたものであり、これまで農業生産等に懸命に取り組まれた関係者の努力なくしては成しえなかった偉業です。改めて農業関係者の努力に敬意を表するとともに、認定に向けてご助力いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。

今後は、日本農業遺産認定地域であることを広くPRし、農業の推進や景観の保全に向けた活動を推進してまいります。

今回、世界農業遺産の国内候補地の承認は見送られる結果となりましたが、峡東地域世界農業遺産推進協議会として平成30年度に予定されている次回の公募へ向けて再チャレンジしてゆくこととなりました。引き続き、皆さまのご協力をお願いいたします。

「盆地に適応した山梨の複合的果樹システム」について

峡東地域は日本のブドウ栽培発祥の地と云われており、盆地特有の急峻な地形や昼夜の寒暖差等を活用した高度な果樹栽培技術を形成してきました。

江戸時代に考案された「甲州式」と呼ばれるブドウ棚栽培や、手間暇を惜しまない細やかな栽培管理は峡東地域独自の伝統的な生産手法であり、峡東地域で生産された果実は海外においても非常に高い評価を受けています。

峡東地域で栽培されている果樹の品種・系統は、日本最古のブドウ品種とされる「甲州種」をはじめ、ブドウ・モモ・スモモ・オウトウ・カキなど300種類以上にのぼり、日本の果実品種の保存庫としての機能を果たしています。

これらの歴史ある果樹農業は、枯露柿づくりやワイン醸造、観光業などと組み合わされることで、現在でも地域の暮らしを支えています。

峡東地域における日本農業遺産の名称等の取扱いについて

「日本農業遺産」の名称使用に関して、「峡東地域における日本農業遺産の名称等の取扱指針」を作成いたしました。

名称使用される場合には指針をご一読いただき、適正に使用していただきますようお願いいたします。

「峡東地域における日本農業遺産の名称等の取扱指針」については、下記リンクをご参照ください。

関連リンク

世界農業遺産・日本農業遺産

世界農業遺産・日本農業遺産については、下記リンクをご参照ください。

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