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森林セラピーとは?

ページID:0001213 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

森林セラピー基地 西沢渓谷

森林セラピーって何だろう

七ツ釜五段の滝

森の中に入ると、木々のみどりや土のにおい、空気などによって人は自然にリラックスすることができます。この効果を「森林浴」といい私たちはその効果に永く親しんできました。この森林浴の効果を、科学的に解明し、身体の健康に活かす試みが「森林セラピー」です。

この研究のために発足した「森林セラピー研究会」(現・森林セラピーソサエティ)により、癒し効果が確認された全国53か所の森が「森林セラピー基地」「森林セラピーロード」に認定され、西沢渓谷もその一つとして平成19年3月に認定されました。

森林浴と健康

西沢渓谷内

森に足を踏み入れると、一面に緑が覆い、木々や土が香り、森に息づくいのちや力を感じることができます。
そして、その力は私たちを癒し、リラックスさせてくれます。
森林浴で気持ちがリラックスするということは、実際に体の免疫力が上がり、血圧が低下するなどの科学的な効果がみられることも、ごく自然なのことだと言えます。

五感で感じる森の「癒し効果」

五感で感じる森の「癒し効果」の画像

木々の中に立っていると、何をしなくともそれだけで心が癒されますが、さらに効果的に森林パワーを感じるためのキーワードがあります。
それは、人間に備わっている5つの感覚「五感」です。
人間の体には視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚と呼ばれる感覚があります。
これらを意識して個人の価値観に応じた森林セラピーを楽しむことによって、森の力をより明確に実感できます。

聴覚:森の音に耳を澄ます

静かな森の中でも、葉が風に揺れる音や小鳥のさえずりなどが耳に入ってきます。これらの音を聞くと、血圧を下げたり、脳の活動の鎮静化などの効果があります。また、目を閉じると耳への意識もいっそう集中します。

触覚:自然の感触を楽しむ

手のひらや足の裏で、木の葉や幹に触れてみると、よりくつろいだ感覚や心地よさを感じることができます。また、気に入った木が見つかったら抱きついてみると、心を落ち着かせる作用があります。

視覚:視覚から得る癒しの力

森の風景を見ることで体が受けるリラックス効果はとても大きいものです。ただ森を眺めるだけでも血圧を下げたり、脳の活動を鎮静化するなどの作用をもたらします。
また、日本人特有の感覚として、満開の桜を見ると、脈拍が増し、わくわくする傾向もあります。

嗅覚:鼻で感じるリフレッシュ効果

香りが脳に働きかける作用は直接的で大きなものです。大きく深呼吸することで森林にたくさん放出されている樹木の香気成分(フィトンチッド)を取り入れることができます。

味覚:自然の味を楽しむ

森林は有機物の宝庫です。山菜やキノコなどを味わうことができ、新鮮で力強い大地の磁味を口にすることで、心の充足感はもちろん、体にもよい効能を享受することができます。季節に応じた森の恵みを堪能してください。