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AED(自動体外式除細動器)とは?

ページID:0001393 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

AEDは、Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳は自動体外式除細動器といいます。

小型の器械で、裸の胸の上に貼った電極のついたパッドから自動的に心臓の状態を判断します。

もし心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしていれば、強い電流を一瞬流して心臓に電気ショックを与えることで、心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。

器械の電源を入れれば音声が使い方を順に指示してくれるので、誰でもこの器械を使って救命することができます。日本国内では平成16年7月から医師等の医療従事者以外による使用が可能になりました。

AED設置

救急車を待っていては遅い!

心室細動を起こすと、1分経過するごとに約10%、助かる確率が減っていくといわれています。

救急車が現場に到着するまでの時間はおよそ7分かかるとされており、救急車を待っていたのでは助かる確率がかなり低くなります。
119番に連絡するまでに数分かかったとすれば、さらに助かる可能性は低くなるのです。

しかし、AEDの登場で、人が倒れた場所の近くにこのAEDがあって、そこにいる人たちがすぐに操作をすれば、助かる可能性が高くなりました。

除細動までの時間と救命率のグラフ

いざという時に備えて

救急隊が到着するまでに救命措置が出来れば今まで救えなかった命を救うことができるかもしれません。そして、その救命措置を行うのは市民の皆さんです。
いざという時に備えて、どのような行動をとるべきか、どのようにAEDを使ったらよいかを把握しておくために、消防署や日本赤十字社で実施している救命講習会を受講しましょう。
救命のためには、AEDの使用だけでなく胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの心肺蘇生法が必要となります。救命講習会では、AEDの使い方だけでなく心肺蘇生法の講習も行います。実施する際は、広報などでお知らせを致しますので、ぜひ受講してみてください。

企業・事業者の皆さまへ

もしもの時に備えて、商業施設や体育施設など不特定多数の市民が訪れる施設などへのAEDの設置にご協力ください。現在、薬事法承認済のAEDにつきましては、ページ下部に掲載していますので、ご検討ください。

また、当ホームページでは、AED設置箇所の周知のためAEDマップを掲載しております。現在AEDを設置していて、山梨市AEDマップに未掲載の企業・事業者様で、掲載にご協力いただける場合は、山梨市役所健康増進課企画担当までご連絡ください。

現在、薬事法承認済みのAED

関連ファイル

AEDの使い方及び救命の手順[PDFファイル/1.07MB]

関連リンク

AED(自動体外式除細動器)設置施設

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