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キルギス共和国
面積
19.85万平方キロメートル
首都
ビシュケク
人口
約630万人(2019年9月、連邦人口基金)
主要産業
農業・畜産業
キルギス共和国は、中央アジアの南部、シルクロードの交易路で、、その昔「西遊記」で有名な三蔵法師が超えたといわれる天山山脈に位置する、自然がとても美しい内陸国です。緯度は北海道とほぼ同じで、北から時計回りにカザフスタン、中華人民共和国、タジキスタン、ウズベキスタンと隣り合っています。
公用語はロシア語、国家語としてキルギス語を用いており、首都ビシュケクではロシア語さえ話せれば問題なく生活ができます。
国土の4割が標高3千メートルを超える山岳地帯。北東部には琵琶湖の9倍の面積があり、透明度の高さ(世界第2位の透明度と言われている)から「中央アジアの真珠」と呼ばれているイシククリ湖があります。厳しい冬でも凍ることのない湖で、現在は貴重な観光資源となっています。
日本との時差は3時間ですが、直行便がないので、モスクワ(ロシア)、アルマティ(カザフスタン)、イスタンブール(トルコ)などを経由する必要があります。人口の7割を占めるキルギス系の他、隣国のウズベク系やロシア系など80以上の民族が暮らす多民族国家です。キルギス人の祖先は遊牧民で、1922年に旧ソビエト連邦(現ロシア)の支配下にはいってから定住化が進みました。
キルギスでは、「かつて日本人とキルギス人は兄弟で、魚好きが日本へ、肉好きがキルギスへ来た」という逸話もあります。キルギス人は、日本人と顔や体つきが大変似ていて、黙っていると見分けがつかないこともあります。多くのキルギス人の赤ちゃんには、日本人と同じく、お尻に青色の蒙古斑があります。
親日国で、国民の日本への関心はとても高く、多くの日本語学習者が多くいて、日本の漫画やアニメも高い人気があります。
※本コラムはキルギス共和国日本人材開発センター様のご協力により作成しております。
外務省「キルギス共和国」のページ<外部リンク>
(下記よりキルギス共和国日本人材開発センター公式FaceBookページへリンク)<外部リンク>