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七日市場宝篋印塔

ページID:0001661 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

【市指定有形民俗文化財】七日市場宝篋印塔

七日市場宝篋印塔

  • 指定年月日
    平成13年3月31日
  • 所在地
    山梨市七日市場1219番地
  • 管理者
    知足院

解説

この残欠は、宝篋印塔の基礎の部分で、はじめ知足院の南方約400mに所在した経塚に一切経6011巻を内部に納めて奉安されたものが、経塚の整理に伴い知足院に移転されたものです。
側面4面のうちの1面には、造立の趣旨と年月日を記した銘が彫られ、応安5年(1372)に造立されたことが明確となっています。注目すべき点は、他の側面3面にそれぞれ2体ずつ合計6体の地蔵菩薩像が線刻されていることです。地蔵菩薩像は平安時代に出現しますが、六道思想の影響で室町時代までに六地蔵へと発展します。
六地蔵の像容としては県内最古であり、貴重です。