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第2次山梨市まちづくり総合計画
計画策定にあたって
第2次山梨市まちづくり総合計画は、山梨市の地域経営の根幹となる計画であり、市民と行政が一体となってまちづくりを行うための指針です。本計画の策定においては、市民と市職員が一体となって検討する「市民部会」を設置し、計画策定を進めました。
長期ビジョン
長期ビジョンとは、将来にわたって大切にしていきたい市の価値観のもと、20~30年先を展望し、市民一人ひとりの生き方や暮らし方に視点をおきつつ、将来こうありたいと考える市の姿を示すものです。
次に掲げる3つの価値観を、これからの市のまちづくりにあたっての「大切にしていきたい価値観」として位置づけ、これらを踏まえて、市全体の将来像を掲げます。
大切にしたい価値観
- 人のつながりとコミュニティを大切にしていきたい
- 自然と共生する暮らしを大切にしていきたい
- 伝統と先進性が共存する気風を大切にしていきたい
市の将来像
「誇れる日本を、ここ山梨市から。」
市には、人のつながりや地域のコミュニティがしっかりと根付いており、自然や景観を含め、全国のどこよりも誇れるものがあります。それらを市民とともに守り、積極的に発信していきます。
これから先の時代の変化に合わせて、日本の先端をいくような取り組みにも積極的に挑戦していき、誇れるものを生み出していきます。
5つのビジョン
市民と市役所が共有する5つのビジョンとして、20~30年後に私たちの生活やまちがどうなっているのか、未来のあるべき状態を描いています。
- 四季折々の色あいを大切に、にぎわいのある山梨市
- 市民が手をつなぎ、教育と文化を育む山梨市
- おなかの中から一生涯安心の山梨市
- 機能性が高く、落ち着いた住環境の山梨市
- 市民が主役、役所が支える山梨市
市民から市民への提言(山梨市を変える10のプロジェクト)
総合計画について市民と市役所職員が一体となって検討するために設置された「市民部会」による、長期ビジョンを実現するための市民が主体的に取り組むべきプロジェクトの提言です。
中期計画
中期計画の位置づけ
長期ビジョンで描いた将来像に向かって、市役所が「達成すべき目標」と「そのための方法」を示す基本戦略です。
第2次山梨市まちづくり総合計画においては中期計画を、長期計画を達成するための手段として明確に位置づけ、ビジョンを実現する経営を展開していきます。