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エコハウスやまなし

ページID:0001087 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

エコハウスやまなし

山梨市では、環境省が住宅環境対策の普及啓発を目的に「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」として全国で20か所を採択したエコハウス事業に着手しました。
平成21年5月の事業採択から約1年という短い期間ではありましたが、太陽光パネルやエコ給湯といった設備だけでなく、全国的に日照時間の長い特性を生かし、太陽の光や熱といった自然の恵みなどを多く取り入れた設計・施工をしました。また、山梨市の気候を考慮した伝統的な越屋根の工法を施し、風の流れなども利用しました。
市内の皆さんをはじめ多くの人々にご覧いただき、エコハウスの建設が普及され、またこの「エコハウスやまなし」を中心に環境について学習する取り組みが浸透していくことを期待しています。

エコハウス

山梨市の地球温暖化対策詳細はこちらから

エコハウスとは

エコハウスとは、住宅の建設時、居住時、改修時、建て替え時において環境負荷を軽減し、健康で快適に生活できるように工夫された住宅のことをいいます。
地域における気候・風土や敷地の条件、住まい方に応じて、自然エネルギーの活用や身近に手に入る県産材などを使い、環境に負荷をかけず建設されることがポイントになります。
「エコハウスやまなし」では、「地域性」「省エネ性」を重視し、「省エネ性」においては「環境基本性能の確保」「自然・再生可能エネルギー活用」「エコライフスタイルと住まい方」の3つをテーマとしてモデルハウスを建設しています。

1 環境基本性能の確保

「1断熱」「2気密」「3日射遮蔽」「4日射導入」「5蓄熱」「6通風」「7換気」「8自然素材」の8項目を上手に取り込むことで、住宅で使かわれるエネルギーを最小限に抑えることができ、かつ快適な住宅となります。

2 自然・再生可能エネルギー活用

「環境基本性能を確保」した上で、身近にある自然エネルギーを活用します。化石燃料に頼らない生活がエコハウスには求められます。地域性に合わせ、太陽光、太陽熱、風、水、バイオマス、温度差を上手に生かすことが大切です。

3 エコライフスタイルと住まい方

持続可能な社会におけるライフスタイルや庭の草木の工夫により日射を遮ることや、窓の開閉による温度調整、衣服の調整といった住まい手の意識や行動も大切な要素です。

エコハウスやまなし概要

エコハウスやまなし概要
事業名 21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業(環境省)
名称 エコハウスやまなし
所在地 山梨県山梨市上神内川1246-1
工期 平成21年12月3日から平成22年3月25日
工事場所 山梨市上神内川地内(市有地)
敷地面積408.72平方メートル(123.63坪)
目的 一般家庭から排出される二酸化炭素(CO2)量の削減を目的として、設計者、工務店、造園施工者等にエコハウスに対する知識や技術を高めてもらい、また、住民にエコハウスのメリット等を直接体験してもらうことによりエコを心がけた住宅の普及を目指す
工事概要 在来工法木造2階建 延べ床面積160.94平方メートル(48.58坪)
設計監理業者 自然の恵みと暮らす家設計業務共同体
構成員 設計室すばる・有限会社メイ建築工房
施工業者 株式会社佐藤建設工業

エコハウスやまなし竣工までの経過

関連ファイル

 エコハウスやまなし竣工までの経過[PDFファイル/128KB]

事業費

歳入(92,665千円)

環境省環境共生型住宅モデル整備事業補助金 90,954千円
市一般財源 1,711千円

歳出(92,665千円)

エコハウス建設工事費(造成費・看板工事等含む) 45,991千円
設計委託費(測量含む) 6,834千円
用地費 33,524千円
普及啓発経費(調査委託、勉強会、資料作成他) 5,262千円
その他(備品購入費、消耗品費他) 1,054千円

利用案内(※令和2年4月1日から利用方法が変更となりました)

令和2年4月1日から、エコハウスやまなしはご利用方法を変更し、完全予約制となりました。
ご利用には、予めご予約が必要となりますのでご注意ください。

※詳しくは「【エコハウスやまなし】見学は予約制になりました」のページをご覧ください。

関連ファイル

 エコハウスやまなし[PDFファイル/4.63MB]

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