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高齢者帯状疱疹ワクチンの定期接種実施します

ページID:0013861 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

山梨市では、令和7年度より高齢者を対象にした帯状疱疹ワクチンの定期接種を実施します。
対象者には個別通知を4月中にお送りいたします。助成内容については以下の通りです。

 帯状疱疹とは          帯状疱疹後神経痛       令和7年度の接種費用助成対象者

助成内容            接種実施医療機関           予診票の交付

接種時の持ち物           ワクチンの効果            ワクチンの安全性

接種を受けられない方       接種に注意が必要な方            参考

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘(みずぼうそう)にかかった時に、体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛(PHN)は帯状疱疹の代表的な合併症で、皮膚病変が治癒した後に残存する神経障害性疼痛です。皮疹消失後3か月以上にわたって疼痛が持続する場合を指し、痛みは数か月から数年にかけて続きます。 帯状疱疹症例の10から50%でPHNを生じると報告されています。加齢はPHNの重要なリスク因子であり、年齢の他にも帯状疱疹発症時の疼痛の程度、皮疹の数も関与するとされています。

令和7年度の接種費用助成対象者

主に65歳以上で下記の年度にお生まれの方は、帯状疱疹ワクチンの定期接種を1回受けることができます。
定期接種の対象となる方は毎年度異なるため、この機会を逃さないようにご注意ください。

なお、過去に帯状疱疹ワクチンの接種を受けたことがある方は原則定期接種の対象となりません。ご注意ください。

  •   65歳(昭和35年4月2日から昭和36年4月1日生まれ)
  •   70歳(昭和30年4月2日から昭和31年4月1日生まれ)
  •   75歳(昭和25年4月2日から昭和26年4月1日生まれ)
  •   80歳(昭和20年4月2日から昭和21年4月1日生まれ)
  •   85歳(昭和15年4月2日から昭和16年4月1日生まれ)
  •   90歳(昭和10年4月2日から昭和11年4月1日生まれ)
  •   95歳(昭和  5年4月2日から昭和  6年4月1日生まれ)
  • 100歳(大正14年4月2日から大正15年4月1日生まれ)
    ※ 100 歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象となります。​
  • 60歳以上 65歳未満の方でヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

助成内容

令和7年4月から令和8年3月31日まで

帯状疱疹ワクチンは2種類あり、接種方法や回数等に違いがあります​。
※助成制度の利用はどちらかのワクチンで生涯1度限りとなります。

 
名称 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種方法 皮下注射 筋肉注射
接種回数 1回 2回
助成金額 4400円 11000円/1回
一般的な接種費用 8800円前後

22000円前後

接種実施医療機関

令和7年度帯状疱疹予防接種実施医療機関 [PDFファイル/132KB]
※契約外の医療機関では助成が受けられませんので、上記以外の医療機関での接種を希望する場合は、市へお問い合わせください。

予診票の交付

対象の方には個別通知と予診票をお送りいたします。
2回接種が必要なワクチンを接種された方は実施医療機関、または市健康増進課にて2枚目の予診票をお受け取りください。

市外の医療機関で接種を希望する方は、医療機関もしくは健康増進課までお問い合わせください。

接種時の持ち物

予診票、診察券、マイナ保険証(または資格確認書)、自己負担金など

ワクチンの効果

 
帯状疱疹に対する効果 生ワクチン 不活化ワクチン
接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割以上の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果

合併症の一つである、帯状疱疹疼痛後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、不活化ワクチンは9割以上と報告されています。

ワクチンの安全性

ワクチンを接種した後、以下のような副反応がみられることがあります。

 
主な副反応の発現割合 生ワクチン 不活化ワクチン
70%以上 疼痛*
30%以上 発赤* 発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感、倦怠感、その他の疼痛

*:ワクチンを接種した部位の症状  各社の添付文書より厚生労働省にて作成

接種を受けられない方

以下の方は、接種を受けることができません。

  • 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、不活化ワクチン)の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方

また、以下のような場合は接種を受けることができません。治癒後に接種をお願いします。

  • 発熱している。(一般的に37.5℃以上)
  • 重篤な急性疾患にかかっている。

生ワクチンの接種を希望される場合、上記に加え、病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません。

接種に注意が必要な方

  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
  • これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
  • けいれんを起こしたことがある方
  • 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  • 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、不活化ワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
  • 生ワクチンの接種を希望される場合、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方
  • 不活化ワクチンの接種を希望される場合、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方

以上の方は、接種にあたって、注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。

参考

帯状疱疹ワクチン(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>

帯状疱疹ワクチン定期接種リーフレット<外部リンク>

Adobe Reader<外部リンク>
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