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朱漆牡丹唐草文獅子透彫卓

ページID:0010403 更新日:2024年3月22日更新 印刷ページ表示

【県指定有形文化財】朱漆牡丹唐草文獅子透彫卓

  • 【県指定有形文化財】朱漆牡丹唐草文獅子透彫卓指定年月日
    昭和58年7月21日
  • 所在地
    山梨市小原西377番地
  • 管理者
    法蔵寺

解説

法蔵寺は、慶長年間(1596~1615)に浄土宗に改宗したと考えられ、それ以前は延命地蔵を本尊とする禅宗寺院であったといわれています。
この卓(前机)は改宗前の仏具であり、材は檜で一部に麻布を張り、朱漆が施してあります。甲板下の側面は、唐獅子1躯を中央に配した牡丹唐草文で、透彫の欄間がはめこんであります。
また、数条の縦溝で飾四隅の脚は弧状に彎曲し、脚先は外側に反転しています。欄間の彫刻は平面的で薄く入念につくられており、室町時代の特徴を備えた代表的な唐様卓としてまれにみる工芸品です。

  • 総高120cm 天板長さ134.0cm 幅52.0cm
  • 作者 栗原大工 左衛門尉遠光
  • 時代 室町時代 永正2年(1505)

国宝
重要文化財
国登録文化財
市登録文化財