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旧根津家住宅土蔵

ページID:0010365 更新日:2024年3月22日更新 印刷ページ表示

【国登録有形文化財】旧根津家住宅土蔵

  • 旧根津家住宅土蔵指定年月日
    平成19年12月19日
  • 所在地
    山梨市正徳寺296番地
  • 管理者
    山梨市

解説

屋敷地の東隅寄りに位置し、蔵前の南西側側面で主屋の北東隅と接続しています。移築元及び当初の建築年代は判然としないものの、主屋の新築工事と同時(昭和8年)に移築され、蔵前部分を新調して主屋に接続したものと考えられます。
木造三階建で高さ10.36m。三階とも桁行7.57m、梁間4.55mの平面規模を有し、1階には梁間3.63mの蔵前が接続されています。屋根は桟瓦葺の置屋根とし、外部仕上げは白漆喰、蔵前側を除く腰回りの3面を海鼠壁としています。蔵前出入口は、虹梁形の冠木をのせた形状の枠に両開きの4段掛子塗土扉を備え、室内側には銅板を貼った木製の引き戸が1枚建て込まれています。
高さ10.36mを有する三階建の土蔵は本地域では珍しく、屋敷構えを構成する付属屋の中でも、主屋と接続されるなど最も高く位置付けられた建物であるといえます。

  • 木造三階建 切妻造 桟瓦葺 置屋根 平入

国宝
重要文化財
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市登録文化財