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地域おこし協力隊とは?
「地域おこし協力隊」とは、地域外の人材を積極的に受け入れ、農林漁業の応援、住民の生活支援などの「地域協力活動」に従事し、地域力の維持・強化を目指して取り組む総務省の制度です。隊員は、1~3年の任期を経て、その地域への定住・定着を図ります。募集・採用・委嘱は、地方自治体が行っています。
全国で活躍する地域おこし協力隊の隊員は、「地域に貢献したい」「人とのつながりを大切に生活したい」と、その地域に魅力を感じ熱意を持って、日本中で地域のために活動しています。任期終了後には、半数以上の隊員がその地域に残り、任期中に培った経験や人とのつながりを生かし、起業や就農など、地域を支える人材として、新たに活動の場を広げています。
地域おこし協力隊の活動は、「三方よし」の取り組みといわれています。三方とは、地域おこし協力隊・地域(住民)・地方自治体のこと。今まで地域(住民)と自治体とが協力しながら守ってきた地域に、地域おこし協力隊は、いわゆる「ヨソモノ」「ワカモノ」という新たな視点・思いをもたらし、隊員の地域を良くしたいという熱意や、今まで思いつかなかったような地域おこし策の提案により、三方が影響しあい、地域の力を高めていくことで、地域が元気になります。地域が元気になると、そこには人が集まり、人が集まることで地域もまた、活気を増します。地域おこし協力隊の活動によって、地域や人々の活性化が期待されているのです。