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短歌大会表彰作品を紹介【イベントレポート】

ページID:0014344 更新日:2025年2月20日更新 印刷用ページを表示する

第20回自然と清流・果実の里やまなし短歌大会

山梨市の特色である「自然・果実」をテーマに、市内外か2,209人から延べ4,429首の短歌作品の応募がありました。

2月1日(土曜日)に表彰式がおこなわれました

表彰式の様子

表彰式の様子2

各表彰と受賞者・受賞作品(敬称略)

表彰作品の紹介(敬称略)

山梨市長賞

一般の部
松本 尚樹

草笛の音色の徐々に澄みゆきて少年の口とりもどす我

中高生の部
柳場 藍衣(山梨南中学校 3年)

夕立がぴたりと止まり透き通る空で微笑む虹の架け橋​

小学生の部
根津 桜子(山梨小学校 6年)

もも食うかしわしわな手に包まれた畑帰りの祖父の優しさ​

山梨市議会議長賞

一般の部
羽田 眞智子

ちちははの在さねば遠きふる里よ夢のなかにて桜にふれおり​

中高生の部
伊藤 聡音(甲府東高校3年)

川の中カニがいるかなのぞいたよきれいな水にぼくがうつった

小学生の部
雨宮 結奈(加納岩小学校6年)

ギラギラと炎天下でも畑行く祖父母の作るブドウに感謝​

山梨市教育委員会教育長賞

一般の部
井出 和枝

畑土ならし木の枝を伐りて冬構え夫に米寿の生日近し​

中高生の部
芹澤 岳如(甲府市立北東中学校2年)

ひょっこりと草の陰から顔出して空き地の工事見つめるカナヘビ​

小学生の部
秋山 一登(日川小学校5年)

川の中カニがいるかなのぞいたよきれいな水にぼくがうつった​

 

山梨市文化協会長賞

一般の部
雨宮 つぎ

朝明けの山鳩の声つゆぐもり空が重いよ重たいと鳴く​

中高生の部
清水 玲音(甲府商業高校2年)

青の空手を伸ばしてもとどかない空浮く雲も君の背中も

小学生の部
川上 千晴(北杜市立須玉小学校6年)

木もれ日と鳥の演そう聞こえてるすずしい風がほっぺをさする​

フルーツ山梨農業協同組合長賞

一般の部
根津 直子

日曜のたびに畑に連れてった息子が農家跡取りとなる​

中高生の部
武居 千紗(山梨北中学校2年)

初めてのケーキ作りに挑戦し最後の仕上げ葡萄で飾る

小学生の部
渡辺 廉(後屋敷小学校5年)

去年より上手になったふくろかけぶどうの成長見守りたいな​

山梨市商工会賞

一般の部
金子 三枝子

一房に 三十六個が ピオーネの 摘粒の目安 ぴたりと決まる​

中高生の部
遠藤 菜々実(山梨北中学校2年)

背丈伸び 祖父母の畑 入り来て 巨峰の房を 自分で切り取る

小学生の部
雨宮 湊(日下部小学校6年)

手伝いで ぶどうのふさを 切ったとき チキという音 とても気持ちい​

三枝浩樹賞(短歌大会選者 歌誌「妖野」代表)

一般の部
磯田 悦子

消夏にはたびたび作る義母の味シソの葉かおる胡麻だれそうめん​

中高生の部
河野 英和(山梨南中学校1年)

楽しいな石森山で外遊びすごく暑いよでも楽しいな

小学生の部
石田 恵琉奈(笛川小学校6年)

万力の小さな森の動物園ハトに好かれる根津嘉一郎​

秋山佐和子賞(短歌大会選者 歌誌「玉ゆら」代表)

一般の部
鷹野 賢次

軽やかな清流の音の心地よく冷たき水に足を浸せり​

中高生の部
小俣 里奈(山梨南中学校3年)

雨あがり ぶどうの棚へ もぐりこみ 下から見あげる 夏のこもれび​

小学生の部
中澤 士道(加納岩小学校6年)

笛吹の 光り輝く その影は 水面をゆらす たくさんのハヤ​​

特選

一般の部
細田 富士
  • ひよどりは 翼のかぎり ホバリング 色づきを増す 実桜の前
飯嶋 せつ子
  • 会報の 表紙を飾る シャインマスカット 夫が手掛けた 自慢の房なり
坂本 好子
  • 空穂の碑 差出の磯に 建立の 乙女等も碑も 共に老いたる
天野 恵子
  • 嗅覚は 思い出探ぐる アンテナか ぶどうの花の 香十五のはつ夏
柴田 奉子
  • 千六本 切る音軽く 底冷えの 朝のひかりに 大根を干す
中高生の部
金井 椛音(山梨南中学校2年)
  • 夏の空 自転車こいで 見上げると こちらを見ている 入道雲
金子 智愛(勝山中学校2年)
  • 校舎前 生い茂るあの ドクダミを 嫌な顔せず 手入れする君
小林 治輝(駿台甲府高等学校1年)
  • 蝉たちは 今日もしきりに 鳴いている 夏の終わりを 認めぬように
秋山 颯汰(巨摩高校1年)
  • 星降る夜 山々の影 静かにて 夢の中まで 響く虫の声
吉川 友貴(山梨南中学校1年)
  • 朝練へ 急ぎ自転車こぐ横を桃いっぱいの軽トラが行く
小学生の部
林 凪沙(日下部小学校5年)
  • なつの音 みんなきれい すきな音 木に心がね あるみたいだね
古屋 結逢(日下部小学校5年)
  • セミみっけ たくさんの木に とまってる いろんな声で がっしょうしてる
竹内 友皇(後屋敷小学校6年)
  • グランドに 夕立ふって 虹のアーチ アーチまで届け ぼくの白球
深澤 碧馬(山梨小学校5年)
  • 玄関で 兄が見つけた カブトムシ 今朝もいたよ びっくりしたよ
志村 優奈(笛川小学校5年)
  • こと川と 笛吹川と つつみ川 きれいな川が ぼくらの自まん

入選

一般の部
志村 美幸
  • ふくらめる 桃に光の 届くよう 被さりし葉を つみゆく朝
西島 克美
  • 亡き夫の 修理しくれし 立鉋 草取りながら 大事に使う
亀澤 笑子
  • 彼岸花は 忘れじの花 庭隅に 手植えし年に 夫は逝きたり
渡辺 紀子
  • 雨降らず 曲がりキュウリの 下がる畑 夕の水やり 日課となりぬ
岩窪 征子
  • じりじりと 炎暑の光を 返しつつ 甲州百目は ひっそりと立つ
小泉 かづ子
  • さやさやと 葉擦れの音す 見上ぐれば 合歓のうす紅 ふわりと咲けり
飯島 泉
  • 我が止め 孫が作りし 畑より 甘いぶどうを 届けてくれる
村田 秀子
  • 畑仕事に 手伝い来たる 弟は 使いし道具 研く丹念に
外丸 幸子
  • 出土せし 素焼きの壺に 消え残る 甲斐の葡萄の 太古の種よ
松下 弘美
  • ころ柿の 里を歩けば 水清き 堰に流るる 武士の声
山本 栞
  • 指紋まで 土の色をした 君の指の かたちにくぼむ トレイの培土
小高 弘美
  • ずっしりと 熟れて重たき 桃覆う 白き産毛に そっとふれたり
飯島 明子
  • 秋風が 窓から通る ちどりの湯 おゆがさらさら 話のはずむ
前川 泰信
  • せせらぎで 冷えたビールを ぷしゅと開け 五月の風に 仲間入りする
野田 てるみ
  • 朝やけも 夕やけも好き やまあいの ぶどうの葉ゆらす そよ風も好き
中高生の部
倉島 里音(駿台甲府中学校2年)
  • 登下校 分かれてしまった 中学校 今でもうかぶ 君の横顔
三原 勇希(甲陵中学校2年)
  • 草刈り機 母は今まで できたのに エンジンだけは 僕がかけてる
小林 らら(大月東中学校2年)
  • 弟が 遠くで虫あみ 振りまわす 小さな背中 見て母笑う
井上 和音(甲府商業高校2年)
  • 青空の下 澄んだ小川と 父の影 つながぬ掌にも 成長を感じる
櫻井 はる(甲府商業高校2年)
  • 空に舞う 花火と共に 光ってる 涙のような 天の川
佐藤 芽(甲府商業高校2年)
  • 美しく ゆっくり流れる 川を見て 私もあせらず ゆっくり行こう
政野 美空(岡山龍谷高等学校3年)
  • 夕暮れと 風と僕とが 一体化 してゆくようだ 自転車の上
天野 愛菜(大月東中学校1年)
  • 夏の日の 夕焼けに染まる 桂川 一人ながめる 揺れる水面
高木 澪音(山梨南中学校3年)※高は「はしごだか」
  • 勉強中 祖母が私に 頑張れと かごいっぱいの 葡萄をくれる
久保川 雫音(山梨南中学校2年)
  • あじさいに 零したたる 雨あがり 日差し強まり 夏が始まる
桂田 桃花(山梨南中学校2年)
  • 太陽と ジベつけ後の 真っ赤な手 もっともっと 赤い祖父母の手
小野 ひなの(甲府東高校3年)
  • 汗涼し 葡萄の箱を 折りし日よ 祖父母を想う 受験の我が身
井上 琥太(駿台甲府中学校2年)
  • 温泉の 湧き出る湯気に 降り注ぐ 雨にやわらぐ 硫黄のかほり
両角 穂楓(駿台甲府高等学校1年)
  • 庭先で 丸かじりする 白桃の 種見て思う 弟のひじ
田村 美優(駿台甲府高等学校1年)
  • 夕やけは 自然がくれた きれいな絵 明日の天気を 教えてくれる
小学生の部
飯島 悠太(日下部小学校6年)
  • 土手歩き 少し聞こえる 川の音 疲れが取れる いい音だな
川口 成実(日下部小学校6年)
  • 初めての ぶどうのてきりゅう たいへんだ それでもねコツコツやれば おわりが見える
佐藤 麗愛(日下部小学校5年)
  • チリチリリーン ミーンミンミン 虫が鳴く いろんな音だ 秋がきた
鶴田 悠馬(日下部小学校5年)
  • 大噴火 いつ生まれたの ふしぎだな 三角形の 富士山の山
今村 志維(日川小学校5年)
  • 畑のね ニンジンぬいて うれしくて 記憶に残る 土の香りだ
長野 愛花(日川小学校6年)
  • 校庭で みんなで遊ぶ ふと見たら クスの木こっち 見守ってるよ
望月 心暖(後屋敷小学校6年)
  • 黒い雲 ゴロゴロと鳴る こわい音 一人でいると とても不安だ
三枝 星南(山梨小学校6年)
  • 雨上がり 夕焼空に ツバメ飛ぶ 明日の天気 雲に聞こう
小林 洪喜(八幡小学校5年)
  • スタンプを つくのはぼくの 仕事だよ 赤くおいしい サマーエンジェル
奥山 颯士(笛川小学校5年)
  • 暑い夏 畑のスイカで スイカ割り じいじが作った 夏のごちそう
松本 昊(西桂町立西桂小学校5年)
  • ぼくの夏 青空の下 白浜に 押し寄せる波 カニを見つけた
内藤 花奈(北杜市立須玉小学校6年)
  • 夏の夜は かえるがたくさん ないていて おもしろいけど ちょっとこわい
小林 愛璃(日下部小学校5年)
  • 楽しいな つめたい水が 気もちいい 足を流れる ふえふきの川
菅 優子(日川小学校6年)
  • 友達と 虫網を持ち 振りかぶる あっ飛んでった あのかぶとむし
河野 陽真(山梨小学校6年)
  • 夏の夜 蛍の光に さそわれて 父と歩いた 思い出の道