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親子向け防災講座を開催しました
子育て世代向けの防災講座
令和6年11月28日、たっち講座の一環として「防災講座」が開催されました。
講師は山梨市防災危機管理アドバイザーの山下博史さん
山下さんは多くの被災地に赴き、救援救護活動を行ってきました。
災害の現場を見てきたからこその、緊張感のある、貴重なお話を聞くことができました。
講座内容ピックアップ
- 母乳の7割は止まるか、味が変わる。完全母乳の人は、災害時の対策も考えておく。
- 衛生面を考えたとき、缶入りの粉ミルクよりスティックタイプの粉ミルクが良い。
- 避難所の入浴について、女性は浴槽があってもできればシャワーのほうがいい。浴槽には皮脂汚れがいっぱいで、どこかから雑菌が入ってしまうかも…。
- 山梨県の水は軟水なので、備蓄する水も軟水を!
- お風呂で地震が起きたらすぐ出ること。脱衣所で亡くなる女性が多い。バスローブを用意しておくと、さっと羽織れておすすめ。
など、多くの具体的なアドバイスをいただきました。
また、大きな地震が起きたときの子どもの守り方についても、実演を交えて教えていただきました。
山下さんの「お子さんを守るためには、まず、お母さんが守られないとならない。自分を守ることも忘れないように」という言葉が印象的でした。
防災意識を高めるために
今年度、防災危機管理課では「防災ミニ講座」と題して、市民の防災意識を高める講座を定期的に開催しています。
ぜひみなさんもご参加ください。