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無病息災を願う大わらじ

ページID:0010318 更新日:2024年3月19日更新 印刷用ページを表示する

牧丘地区・隼の「大わらじ」

江戸時代初期から始まったとされる

江戸時代、隼で疫病が流行った時に、どこからかやってきた坊さんがお祈りをしたところ、疫病は治まったそうです。村人はお礼をしようとしましたが坊さんは見つからず、片方のわらじが落ちているだけでした。
このわらじは坊さんのものに違いないと、感謝の気持ちを込めて大きなわらじを作ったのが始まりと伝わっています。

地元住民で大わらじを作る

住民がわらじづくりをする様子わらを編み込んでいく

住民が協力してわらじを作る様子

 

3月15日、地元住民により大わらじ作りが行われました。

大量の稲わらを作って編み込んでいきます。
年齢関係なく、住民が協力して大きなわらじを作ります。
約6時間かけて完成します。

 

 

無病息災や五穀豊穣を願って

完成した大わらじ

今年完成したわらじは、たて3.5メートル、横1.5メートル。
摩利支天尊ほこら横の桜の木に吊るして完成となります。

国道140号沿い(埼玉方面に進んでいく右手)なので、通りがかりの際はぜひご覧ください。

この大わらじづくりは、市の無形民俗文化財に指定されています。