山梨市では、このたび平成20年3月に「山梨市水道ビジョン」を策定しました。
今回の水道ビジョン(基本計画)の目的は、経営基盤の確固たる水道システムを目指し、水道の理念である安全でおいしい水を安定的に供給する基本体制を構築することです。
この目的を達成するために、簡易水道を含む山梨市水道事業の施設b水質、業務指標及び財政状況等について現状を分析・評価し、21世紀中ごろを見通した長期的な視点で将来像・目標を設定し、実現化方策を検討したものです。
山梨市水道事業将来像と目標
水道ビジョンの策定にあたり、次の共通目標(水道事業将来像)を設定しました。
「安心・安定な水を供給し市民が信頼し続ける水道」
この共通目標を基に、「安心」「安定」「持続」の3つを主要施策課題と位置づけ、次の4つの目標を掲げ、水道事業将来像の実現に向け、各目標に対する事業実現化方策を推進していきます。
- 安心 安心・快適な水道水の供給
- クリプトスポリジウムに関わる施策
- 塩素消毒の徹底
- 一時的な水質悪化への対応
- 安定 安定的な生活用水の確保
- 老朽施設の更新
- 適正な配水圧の確保へ向けた整備
- 施設・管路の耐震化
- 緊急遮断弁・緊急貯水槽の設置
- 石綿セメント管の更新
- 簡易水道統合へ関わる整備
- 広瀬ダム受水に関わる整備
- 持続 運営基盤の強化
- 料金の見直し
- 組合管理の簡易水道との協力体制強化
- 台帳整備
- 環境 環境にやさしい水道
- 杣口水場における浄水汚泥の処理