【重要文化財】天神社本殿
- 指定年月日
昭和28年3月31日 - 所在地
山梨市大工1563番地 - 管理者
天神社
概説
天神社の創立についての詳細は不明ですが、中世には武田氏の崇敬をうけていました。この本殿は大永2年(1522)に武田信虎によって再建されたことが、山梨市大工の丸山家所蔵の古文書及び「甲斐国志」の棟札の記載によって明らかになっています。一間社流造、檜皮葺、全体の構成は窪八幡神社末社武内大神本殿との類似性が指摘されています。背部の脇障子が江戸時代の改修により旧規を失っていますが、他は室町時代後期の姿をよく残し、清楚な形を今に伝えています。