【県指定有形文化財】銅鐘
- 指定年月日
昭和34年2月9日 - 所在地
山梨市矢坪1088番地 - 管理者
永昌院
解説
この鐘は、永和3年(1377)藤原昌栄が鋳造し、明野村(現在北杜市明野町)の大林寺に納め、応永27年(1420)には甲府の東光寺へ、そして永正元年(1504)に永昌院へ移されました。その後、武田勝頼が戦陣に用いて遠州に渡りましたが、元和のころ再び永昌院に戻ってきたもので、中世甲斐の五鐘の一つといわれています。
- 総高116.7cm(内竜頭の高さ21.2cm)
- 口径64.2cm
- 厚さ6.4cm