【県指定有形文化財】木造薬師如来坐像
- 指定年月日
昭和39年2月20日 - 所在地
山梨市牧丘町西保下3631番地 - 管理者
普門寺
解説
小田野集落の妙高山普門寺は、建久年間(1190~1198)に甲斐源氏安田義定によって開基されたと伝えられています。この寺の本尊である薬師如来像は、左手を膝の上に置き薬壺を持ち、右手は施無畏の印を示しています。
桜の一木造で胴の背面に原始的な背ぐりが施されて、一木造の特色を示しています。
この仏像は天平年中の行基作とも伝えられ、毎年4月13日に開帳されています。
- 像高 78.8cm