【重要文化財】中牧神社本殿
- 指定年月日
昭和28年11月14日 - 所在地
山梨市牧丘町千野々宮576番地 - 管理者
中牧神社
解説
中牧神社は、埴安姫を祭神とし、古くは窪平、城古寺、千野々宮、杣口の総鎮守社でした。
本殿は文明10年(1478)に建てられたことが棟札によって明らかになっています。その後、永正7年(1510)、寛永2年(1625)、承応3年(1654)、享保9年(1724)、寛政10年(1798)、明治18年(1885)、昭和34年(1959)、平成21年(2009)に修理が行われ、その際の棟札が全て保存されています。
本殿は、一間社流造、檜皮葺、身舎は円柱で、その正面と両側の三面に高欄付き縁を巡らしています。深く折れた破風や彫刻類の力強い曲線が、室町時代後期の古さを物語っています。