【国登録有形文化財】飯島家住宅(旧飯島楼)
- 指定年月日
平成9年7月30日 - 所在地
山梨市小原西765番地 - 管理者
個人
解説
旧青梅街道沿いの小原付近は、明治11年に亀甲橋が開通して以来、東山梨郡中最もにぎわいを見せていました。ここには愛知県の明治村に移築された藤村式建築の旧東山梨郡役所が建っており、飯島楼は、この郡役所と道をへだててほぼ対面するように建てられ、料亭旅館として利用されていたようです。
玄関は2階建入母屋造の妻入りで、2階の高欄や窓の文様、庇の二重垂木、妻の懸魚、棟の鬼瓦などに独特の趣があり、日本の伝統様式を感じさせる近代建築です。