本市では、2005(平成17)年4月に環境の保全等に関する基本理念を定めた「山梨市環境基本条例」を制定し、2007(平成19)年3月に環境の保全等に関する施策の目指すべき方向を明らかにする基本的な計画として「山梨市環境基本計画」を策定しました。
この計画が2016(平成28)年度に目標年次を迎えたことから、多様化する環境問題への対応と社会情勢や本市を取り巻く環境状況の変化、そして国内外の動向を踏まえ、これまでの計画の見直しを行い、新たに2017(平成29)年度から2026(平成38)年度までの10年間の「第2次山梨市環境基本計画」を策定しました。
計画の構成
本計画は次の「社会環境」、「自然環境」、「生活環境」、「快適環境」、「地球環境」の5つの環境を対象とし、これらを保全するため、「環境保全活動」の推進を図ります。
1.社会環境の保全
有限の資源を大切にするためには、これまでの「大量生産、大量消費、大量廃棄」の生活を改める必要があります。このため3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進し、廃棄物の減量と循環型社会の構築を図ります。
2.自然環境の保全
本市には、秩父多摩甲斐国立公園や、県自然環境保全地区などの貴重な自然環境が残っています。これらに生息する野生生物の種の保全、ホタルの保護など、生物の多様な生育環境の保全を図ります。
3.生活環境の保全
大気環境、水環境、音環境などを健全な状態に保ち、本市に住む人々の安全で健康かつ文化的な生活の保全を図ります。
4.快適環境の保全
私たちに潤いとやすらぎを与えてくれる公園・緑地など、快適なまちの保全と良好な景観、文化財などの保全を図ります。
5.地球環境の保全
地球温暖化などの地球環境問題の解決に向け、事業活動や日常生活全般を環境への負荷の少ないものに改め、地球環境の保全を図ります。
6.環境保全活動の推進
本市の環境を守り育てるために、市民・事業者・市が自主的かつ積極的に環境保全活動に取り組むとともに、3者で相互に連携・協力しながら進めていきます。
表紙・目次.pdf (PDF 592KB)
第1章計画策定の考え方.pdf (PDF 414KB)
第2章環境に関する状況.pdf (PDF 2.86MB)
第3章計画の基本目標・目指す環境像.pdf (PDF 194KB)
第4章施策の展開方針.pdf (PDF 1.66MB)
第5章環境配慮指針.pdf (PDF 512KB)
第6章計画の実施及び取組体制の検討.pdf (PDF 216KB)
資料編.pdf (PDF 904KB)
第2次山梨市環境基本計画(全編).pdf (PDF 5.41MB)
第2次環境基本計画(概要版).pdf (PDF 644KB)