【市指定史跡】川浦口留番所跡
- 指定年月日
平成8年9月1日 - 所在地
山梨市三富川浦1209番5 - 管理者
山梨市
解説
甲斐九筋の一つに数えられる雁坂道は、甲斐と武蔵を結ぶ重要路として古くから開かれ、永徳4年(1384)にここに関所が設けられたと伝えられています。
江戸時代関所は全国的に制度化されましたが、口留め番所は「番屋」とも呼ばれ、人や物資の流入を取り締まる役割を果たし、通行手形は栃本と呼応して発行されました。
川浦番所は、15坪の敷地に番屋と門が設けられ、番人は1日2人ずつ24時間交代で任務にあたりました。当番日数は、川浦村6番、下荻原村2番、上柚木村4番、下柚木村8番、上釜口村2番、下釜口村2番、徳和村6番で計30番勤めました。