【市指定史跡】小田野城跡
- 指定年月日
昭和51年3月30日 - 所在地
山梨市牧丘町西保下地内 - 管理者
小田野地区
解説
小田野山は『甲斐国志』によると平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した、甲斐源氏安田義定の要害城とされています。
標高882mの山頂には本丸の荒塁跡があり、二の丸には雄雌の竜石、三の丸には蔵王権現の祠と塁跡があります。また15世紀後半には、守護武田信昌と守護代跡部景家が夕狩沢で戦い、敗れた景家がここにこもったとされています。
付近には、西御所館跡や亥申屋敷、大門前、木戸口、射場、金屋敷などの地名が残っています。