【市指定有形文化財】蜈蚣の指物
- 指定年月日
平成元年2月1日 - 所在地
山梨市上岩下588番地 - 管理者
個人
解説
武田信玄、勝頼の使番であった初鹿野昌吉所有の蜈蚣の指物は、太織白絹に三布縫合わせで黒色の大むかでを上向きに墨で描いたもので、21対の節足は動物学的にも正しいものです。
むかでは、仏教では氏神、要務を帯びる使番衆の守護神とされていました。
- 法量 縦143.0cm 横108.6cm
- 時代 室町時代末期
- 古文書 武田信玄判物、武田勝頼印判状
武田信玄、勝頼の使番であった初鹿野昌吉所有の蜈蚣の指物は、太織白絹に三布縫合わせで黒色の大むかでを上向きに墨で描いたもので、21対の節足は動物学的にも正しいものです。
むかでは、仏教では氏神、要務を帯びる使番衆の守護神とされていました。
お寄せいただいた評価は運営の参考といたします。