【市指定有形文化財】木造夢窓国師坐像
- 指定年月日
平成13年3月31日 - 所在地
山梨市三ヶ所620番地 - 管理者
清白寺
解説
夢窓国師坐像の特徴は、「夢窓の撫で肩」といわれる極端な撫で肩が有名なほか、頭頂の尖る卵形の顔、鼻下の長さ、下唇などがあり、この清白寺の国師像は、その特徴をよくとらえています。
国師の彫像は豊富にありますが、没後に造られた遺像ばかりで、在世中に造られたいわゆる寿像は、京都府天龍寺妙智院蔵の画像があるのみです。
清白寺像は、妙智院画像に相似しており、夢窓国師最晩年の寿像に近い彫像と考えられています。