山梨市地域医療戦略について
我が国の医療提供体制は、現在、産科、⼩児科などの診療科やへき地などの深刻な医師不⾜問題、救急患者の受け⼊れ問題などに直⾯しており、これらの問題への緊急の対策を講じる必要があります。
本市においては、「第2次⼭梨市まちづくり総合計画⻑期ビジョン」で保健・福祉分野の基本⽬標を「おなかの中から⼀⽣涯安⼼の⼭梨市」と定め、これからの⾼齢者施策の基本的な考え⽅と⽅策を⽰し、地域や⼈のつながりの中で、⾼齢者が⽣きがいをもって暮らし、介護を必要とする⼈が地域全体で⽀えられ、在宅でも安⼼して暮せること、などを⽬標に施策に取り組んでいるところです。
団塊の世代が後期⾼齢者となる2025(令和7)年になっても患者の状態に応じた適切な医療を、地域において効果的かつ効率的に提供する体制を確保し、県が策定した「地域医療構想」を踏まえながら、医療や介護、⽣活⽀援などのサービスを⼀体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築や、公⽴病院が担うべき役割や在宅療養を⽀える体制づくりを推進するため、「⼭梨市地域医療戦略」を策定しました。
計画期間
2020(令和2)年度から2025(令和7)年度までの6ヵ年