高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について
山梨市では、高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチンの定期接種を実施しています。
肺炎球菌とは
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。肺炎はわが国の死亡原因の第5 位となっています。また、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4 ~ 1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。ワクチン接種によって、肺炎球菌による肺炎を予防するとともに重症化を防ぎます。
令和5年度の接種費用助成対象者
主に65歳以上で下記の年度にお生まれの方は、肺炎球菌ワクチンの定期接種を1回受けることができます。
定期接種の対象となる方は毎年度異なるため、この機会を逃さないようにご注意ください。
なお、過去に肺炎球菌ワクチン〔23価肺炎球菌ワクチン(一般名:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン、商品名:ニューモバックスNP)〕の接種を受けたことがある方は定期接種の対象となりません。ご注意ください。
- 65 歳(昭和 33年度生まれ)
- 70 歳(昭和 28年度生まれ)
- 75 歳(昭和 23年度生まれ)
- 80 歳(昭和 18年度生まれ)
- 85 歳(昭和 13年度生まれ)
- 90 歳(昭和 8年度生まれ)
- 95 歳(昭和 3年度生まれ)
- 100 歳(大正 12年度生まれ)
- 60 歳以上 65 歳未満の方で心臓、腎呼吸器及び免疫機能に著しい障害で心臓、腎呼吸器及び免疫機能に著しい障害がある方(身体障害者手帳1級相当)
助成内容
- 令和5年4月から令和6年3月30日まで
- 肺炎球菌ワクチン(23価ワクチン)を1回接種
- ひとりにつき4,000円を市で助成(指定医療機関の接種料金から4000円を引いた金額が自己負担となります)
注意事項
- 接種可能な医療機関はこちらをご確認ください。→R5高齢者肺炎球菌説明書_s.pdf (PDF 132KB)
- 予防接種を受ける前に必ず医療機関にご連絡ください。また、かかりつけ医と相談のうえ、体調の良い時にお受けください。
- 持ちもの…問診票、健康保険証、診察券、自己負担金
- 肺炎球菌ワクチンの接種後には副反応が生じることがあります。肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だる
さ、発熱、頭痛などがあります。接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。