3月10日、市観光協会との共催で、常磐ホテル女将の笹本かほりさんを講師に招き、「感謝とおもてなしの心を学ぶ」講座を開催しました。
常磐ホテルは、昨年創業80周年を迎え、皇室の山梨県来訪の際の宿泊先となることでも知られる老舗の宿です。笹本さんは現在、女将として日々多くのお客様に接していらっしゃいます。以前は国際線のキャビンアテンダントとして活躍され、3年間のフランス生活も経験した大変魅力的な女性でした。
講座では、「みだしなみ」「ことば遣い」「ふるまい」。この3点について、具体的な例を挙げながらの説明を受け、参加したみなさんは、立ち姿や基本的なお辞儀の仕方など動作を実践しながら学びました。
これらは世界共通のいわば最低限のマナーであるということでしたが、個性豊かな様々なお客様と接し、第一線で活躍なさっている笹本さんの実体験から学んだ「+α」のポイント、秘訣を聞くことができて、一つでもこれからの生活、仕事に取り入れていけたらよいと思います。
おもてなしの心とは相手への思いやりの気持ちであり、「ありがとうございます」という美しいことばにその気持ちを込める。この極意を一人一人が胸に刻んだ充実したひと時となりました。