新型コロナウイルス感染症が全国で拡大する中、4月16日に全ての都道府県を対象に緊急事態宣言が発令され、山梨県においても4月20日から緊急事態措置が実施されましたが、感染者の減少傾向が見られたことなどから、5月14日に山梨県を含む39県の緊急事態宣言は解除され、同時に山梨県の緊急事態措置も解除となりました。
市においては、感染拡大防止のため、宣言以前から現在に至るまで、小中学校の休校や公共施設の休館などを実施するとともに、市民の皆様に手洗いや咳エチケットの徹底や「三つの密」を避けること、人込みへの不要不急の外出を控えていただくことなどをお願いしてきました。
市民の皆様の努力と協力の御陰をもちまして、4月にごく少数の感染が確認されて以来、幸いにして感染防止は図られておりますが、まだまだ予断は許されない状況との認識のもと、しっかりとした危機管理を実施してまいります。
また、市では現在、感染拡大の防止対策のほか、低迷する地域経済の支援対策、市内小中学校・保育園等の長期休校・登園自粛により大きな影響を受けた子育て世帯への支援対策、特別定額給付金の給付事務など、市民や市内事業者の皆様に対する取り組みを全力で進めております。
一方、十分な感染拡大防止策を講じる中での市内施設の段階的な開館等についても現在検討を進めております。
市民の皆様には、引き続きご不便をおかけいたしますが、感染の拡大を防止するため、今後も気を緩めることなく、日々の取り組みを継続して取り組んでいただきますよう、お願い申し上げます。
新型コロナウイルスとの長い戦いはその途上にあります。今後も市民一丸となってこの難局をともに乗り越えましょう。
令和2年5月15日
山梨市長 高木晴雄
令和2年5月14日、山梨厚生病院・加納岩総合病院・市立牧丘病院に市職員が手作りしたフェイスシールドを100枚ずつ贈りました(写真は山梨厚生病院)。